インバウンドログ

台湾向け訪日観光メディア「旅旅-tavitavi-」を運営していく中でふと思った事を綴っています。

インバウンドメディアを2ヶ月運営して分かった台湾の特徴Part-1

はじめに

旅々 -tavitavi- | 日本文化媒體 という台湾向けのインバウンドメディアを運営している清水と申します。6月15日にサイトを公開して、7月は月間10万uu,35万pv程度でした。9割以上が台湾からの流入でその他香港、マカオからのアクセスも少々あります。そんな私が2ヶ月サイトを運営してみて分かった台湾人の特徴を何回かに分けて紹介していきたいと思います。

"超"親日国台湾

親日国として有名な台湾ですが、2014年の訪日観光客数は約283万人で韓国・中国を抑えてトップの結果となりました。7割以上の人がリピーターで4回以上日本に来ている人も4割程度います。台湾の人口が約2300万人ってのを考えると親日ぶりは本当に凄いですね〜^^;

"超"ネット大好きな台湾

台湾は世界で一番ネットが好きな国と言っても過言ではなくfacebookの普及率は65%を超えています。日本が普及率20%程度なので、かなり普及率が高い事が分かると思います。それからLINEの普及率も恐ろしく高く、なんと70%を超えていますwちなみに日本は45%くらいです。とにかく台湾人はネットが好きみたいです。

今回はネット関係で日本と違って面白いな〜と思った事がいくつかあるので、それを紹介して行きたいと思います。

面白いものはすぐバズる!すごくバズる!

先ほどお伝えした通り台湾人はfacebookが大好きで、情報収集ツールとして使ってる人も多いです。なのでいい情報を投稿すると鬼のようなスピードで広がって行きます。日本で有名なバイラルメディアCuRAZY(月間720万UU)の総合ランキング1位になっている記事でもいいね数は数千程度ですが、公開して1,2ヶ月の僕らのサイトですら1万以上いいねが付いている記事がいくつかあります(笑)まあ日本人よりいいねのハードルが低いってのもあると思いますが、それでも凄いと思います。

バイラル向けの記事でなくてもバズる!

日本であればバイラル向けの記事はかなり釣りっぽいタイトルだとか大げさなタイトルが多いと思います。実際SEO寄りの記事とバイラム向けの記事ではタイトルの付け方が全く異なるので当たり前の事なのですが、台湾ではちょっと事情が違うみたいです。

さっき記事に1万以上いいねがついた記事がいくつかあるって言いましたが、決してバイラル向けの記事を書いているわけではありません。むしろ思いっきりSEO寄りに作ってます。「美味しいラーメン15選」「おすすめスニーカーストア5選」「お得なJRパスについて」など日本であればバズるようなタイトルではありませんが、実際かなりシェアされます。

台湾ではまだまだブログが強い!

日本では最近キュレーションサイトが乱立していて、Google検索でも「〜50選」みたいな記事がかなり上位に来ている事が多いと思います。台湾ではまだまだキュレーションサイト自体少なく、検索結果でも上位の検索結果に来るのはブログである事が多いです。

それに加えて台湾にはグノシーやスマートニュースのようなサービスがない(?)というかfacebookがある種その役割を担っている(台湾ではfacebookページを持っていて定期的に投稿しているメディアが多いです。)のでSEO寄りに書いたまとめ記事でもバズった」と考察しています。

まとめ

日本と海外だとだいぶネット事情が異なるので、やっぱりちゃんと現地の事を理解しないとダメですね。中国語全くわからないので四苦八苦してますが、頑張ります。とりあえず台湾向けにプロモーションを行いたい方はfacebook広告から始めるのが一番費用対効果高い気がします。今回は観光に関する事にほとんど触れなかったので、次回以降触れていきたいと思います。それではまた次回!